宗教や心のこと

宗教や心について、考えたこと

タンパク質欲

先日、飲酒の習慣を止めて運動を始めた、3週間で4kg体重が減った、あと6kgほど減らしたいが中年で基礎代謝も落ちているから長丁場になる云々を書きました。しかし今、あれから4kg減っており、4+4=8kg減ったことになります。

 

糖尿病かガンにでも罹ったように減りましたが、健康診断では今までよりも数字が大きく改善してほとんどがA判定だし、運動を開始した直後に買った体組成計で確認している筋肉量もほとんど変化がありません。

 

体組成計はスマホと連動しスマホに経日変化グラフが出るのですが、体脂肪率と体重・BMIが右肩下がりで、体水分率が右肩上がりなので、問題なく減量できています。タニタのRD-804L体組成計、ちょっと高価だったけど優れもので、買って良かったと思います。


私の場合は順調に体重が落ちてきていますが、通常はそういうわけにはいきません。


少しくらい運動したとしても、それ以上に食べれば痩せるわけがありません。動物の本能である食欲を何とかしない限り、少し痩せてはストレスが溜まってドカ食いしてしまい、リバウンドして余計に太ることを繰り返す人は多く、肥満と言われる人は先進国を中心に億人単位でいます。何か方法は無いのか?


巷では胡散臭いダイエット広告に溢れていますが、youtubeもまた然り。インチキ業者が浄土真宗を称するS会顔負けの詐欺広告を打っていたり、胡散臭いダイエット法を真に受けた人が動画を作ってアップしていたりしますが、そこは玉石混淆のyoutube、まともそうなものがありました。

 

本要約チャンネルの”【最新作】「科学者たちが語る食欲」を世界一わかりやすく要約してみた【本要約】”です。

 

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科学者たちが語る食欲

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科学者たちが語る食欲より

これは「科学者たちが語る食欲」という本を要約したもので、要するに人は動物の本能としての「タンパク質欲」に突き動かされており、無意識にタンパク質の量を確保できるまで食べようとする。だから低タンパク高炭水化物の食品を好む場合は食事量が多くなってその結果太るのだということ。逆に言うと、高タンパクの食品を食べることで食事量を減らせる、その結果痩せられるということです。

 

隠元禅師のインゲン豆とか、高野山の高野豆腐とか、精進料理全般にも言えることですが、昔のお坊さんはよく豆類を食べていました。これはタンパク質豊富な豆類を食べることにより健康を維持するという意味の他にも、食事量を減らすことで「貪欲」を鎮めるという意味もあったのかもしれないと思いました。

 

また私の体重が問題なく減ってきているのも、筋肉量を落とさないようにと日頃から豆類を含む高タンパクの食品と野菜をちゃんと摂っているのが幸いしているのでしょう。確かに食べる総量は結構減っています。偶然にも、目的に適った行動を採っていたということです。