宗教や心のこと

宗教や心について、考えたこと

聖歌と仏歌

近くのキリスト教会からクリスマス会の案内がありました。聖歌を聴きたくなり、将来的に入信する可能性はゼロだけど、特に迷惑は掛からないだろうと会場を訪れました。ウェルカムしてくれました。

会場には近隣住民が大勢集まっていました。女性比率が極端に高く9割以上、外国人もおり西洋人の若いカップルが1組、東アジアの顔立ちで東南アジアっぽい言葉を話す華僑らしい子連れの家族が2組。

外国人にとっては、教会は異郷の地での拠り所でしょう。日本人の女性比率が圧倒的に高いのは、日本人男性が「愛」を前面に掲げるキリスト教会に行くことが気恥ずかしいから、結果としてそうなるという事なのでしょうか。それよりも「宗教に頼るのは弱い人間だし、特に男は弱い姿を見せられない」という日本社会の「ドグマ」に支配されているという事でしょうか。

この教会、2chでは新興宗教団体であり教義は極端だとありましたが、会場で説教を聞いている限りは、原罪の解釈が独特のようではあるけど特におかしい・怪しいとは思いませんでした。ネットの本音情報も大切ですが、自分の耳目で確認することもまた大切です。

クリスマス会では信者による聖歌の演奏、合唱、独唱がありました。目を閉じて聴いていると、それほど上手くはないのに、また私自身は全能の絶対神を信じてないにもかかわらず感動します。特に合唱が良かった。信仰の対象はともかく、純粋に心を一つにして歌う姿と歌声に気高さを感じるのと、「音楽の効果」なのでしょう。

ちなみにうちの宗派の浄土真宗でも仏教讃歌をやっています。禅宗とかだと仏を讃えることに執着することになり、あり得ないでしょうが、浄土教だと「神」を「阿弥陀仏」に置き換えればOKです。阿弥陀仏を信じきれば良い教義だからです。

YouTubeにアップされている浄土真宗の仏教讃歌を聞いてみたのですが・・・・・歌い上げられてきた歴史の差なのでしょうか?お経とのあまりのギャップから?曲作りの問題?・・・申し訳ないけど、とてもビミョーでした・・・。